金利が変わると負担にどれだけの差が出るのか?1回払いとリボ払いではこんなに違う!

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金利の違いによる負担の差

金利のイメージ写真

クレジットカードのキャッシング枠の金利は、カードの種類と利用者の審査状況によって決定されます。
クレジットカードのキャッシング機能は、あくまでもオマケの位置づけになるため、利息制限法上限の18%前後に設定されていることが多いです。
年会費無料のクレジットカードはほぼ毎違いなく金利17.5%以上だと思ってください。

 

ゴールドカードなど年会費のかかる上位グレードになるとキャッシング枠の金利が優遇されることがあります。
カードによってはキャッシング枠よりショッピング枠の分割金利の方が安く設定されていることもよくあります。

 

限度額の範囲内で自由に借入をできるカードローンの場合は、銀行系を中心に低金利で提供している商品があります。
金利が変わると利息や支払いへの負担にどれだけの差が出るのか見ていきましょう。

 

 

リボ払いは返済回数や最終支払月に差が出る

クレジットカードのキャッシング機能は1回払いリボ払いの2種類が用意されています。
利息は原則日割り計算されるので、1回払いであれば負担の違いはそれほど多くありません。

 

10万円のキャッシング1回払いの利息の差(30日後に支払い)
18% 1,479円
15% 1,232円
12% 986円
10% 821円
8% 657円
5% 410円

 

金利が低いほど利息も安くなりますが、10万円を借りた利息の差が1,000円以下ならそれほど気になるものではありません。
カードキャッシングやリボ払いの恐ろしいところは、月々の負担差は少なくても、長期的に大きな負担の差が生じることです。

 

 

支払額が一定になる恐怖

クレジットカードのキャッシング機能は原則、元利均等リボルビング方式です。
元利均等は元金と利息を含めた月々の支払額が一定になるもので、金利で月々の返済額に差は出ません。
利息が高いほど返済額で元本の減る割合が少ないので、完済するまで長期間かかってしまいます。

 

10万円のリボ払いでキャッシングして、月々の支払いが1万円だった場合、金利18%だと1万円を返済した際の内訳は元金8,521円+利息1,479円になります。
翌月の残高は91,479円になり、そこから次の支払日に向けてが利息計算されていきます。

 

金利による利息の差はわずかでも、元金の減るペースが遅いため、完済までの期間で見ると総返済回数に差が出て数万円以上の差額が発生してしまいます。
金利18%で月々の支払額が1万円の場合、リボ残高が30万円になると1万円の返済額の半分ほどは利息になり、月に1万円払っても元金は5,500円程度しか減らない状況になってしまいます。

 

高金利で借入しても、早期に一括の繰り上げ返済を行えば負担の差は少ないです。
長い期間で見ると、月々に発生する利息のほかに、元本の減るペースが遅くなることで生じる僅かな差額の複利効果と、総支払回数の違いによって大きな差が出ることを覚えておきましょう。
リボ払いは支出を把握しやすいメリットがありますが、同じ返済金でも金利と残債によって元本の減るペースが違うことを理解しておいてください。